11.20.2011

日本メーカーのスマートフォンの敗北

2011年11月20日の日経11面。

スマートフォンにおける日本のメーカーの存在感は薄い。
日本ですら結構薄いんだから、海外ではなおさらだろな。

iモード・カメラ・おさいふケータイなど技術はもっていたのにそのチャンスを逸した。

記事によると、原因はドコモ頼みの体質にあったらしい。

日本電信電話時代から、NECなどの「電電ファミリー」をはじめ、
メーカーは下請けに甘んじてしまっていたようだ。

現在もNTTの設備投資は2兆円を切るくらいあって、
ファミリーの呪縛にはまったままの構図らしい。


電力の分野でも同じことが起きつつある。

電電ファミリーならぬ「電力ファミリー」は日立・東芝・三菱重工とかで、
電力ではスマートグリッドの流れがきている。

でも、日本企業はファミリーの呪縛のために、スマートフォンの場合と同様に輝きを失っていってしまうのではないか、と不安視している記事だった。

スマートグリッドはアメリカでは1000万戸以上、イタリアとかスウェーデンでは全戸に設置済みのようだ。

11.19.2011

くるりのライブ

くるりのライブに初めて行ってきた。
ZEPP東京で。

くるりはポップな曲もあるけど、けだるい曲も結構多くて、
アルバム通して好んで聞くという感じではなかった。
でも今回直接聞いてみると、全部かっこよかった。
(かっこいい曲を選んだから、という気もするけど。選曲のために自分たちの今までの曲全部を17時間くらいかけて聞いたと言っていた。そしたら疲れたらしい。そらそやろw)

石巻復興節のこともあって、岸田さんのことは大好きになった。
この曲聞いてると、ライブ中なのに涙が流れてしまった。
そのあとのブレーメンでもまた涙出そうだったけど堪えた。
岸田さんはあんなボサボサの髪型だけど本当にかっこよかった。

佐藤さんのベースもかっこよすぎ。ベーシストには憧れる。
この2人の関西弁にも親しみ感じるなー

新メンバーのトランペットをメインに担当してるファンファンさんは、笑顔かわいすぎ。惚れた。
あとは謙虚な物腰が印象的だった。

ドラムの田中さんは、気風のいい兄ちゃんって感じ。やはりかっこいい。
俺と対称な雰囲気を感じた。。
セロ弾きの吉田さんは、楽器たくさん弾けるのと、きょどってるキャラに好感もったw


くるりは、サイケデリックな遅いテンポの曲も多いけど、突然くる超ポップな曲はずるい!

くるりの良い意味でひねくれてる感じも、ナイーブな曲も、ポップなのもいい。
今んとこ好きなバンド第3位だな。


あと、ライブ行くにあたって予習してる時に思ったこと。
くるりの曲の、他のバンドのあれに似てるリスト。

Ring Ring Ring !のギターは、The kinksの名曲You really got meとかAll day and all of the nightとかのギターに似てる。

カレーの歌は、John Denverのtake me home, country roadに似てる、と思ってたけど、
今はGoing steadyの東京少年のサビのメロディーとかぶる。

マーチ、のスローテンポの部分は、The Coralのけだるいというかエキゾチックな感じと印象が似てる気がする。そういう曲はマーチだけじゃないけど。尼崎の魚とかもそういう印象を強く受ける。くるりのポップ部分よりもけだるいとこが好きな人には、The Coralなんか最高なんちゃうか。

窓、の最後の最後に出てくるギター部分がQueenでよく聞く感じのギターの音を連想させる。

あと、どの曲か忘れたけどThe BeatlesのTommorow never knowsとかに似たのあったな。
やはりサイケデリックつながりで。


とにかく、行って良かった!

11.17.2011

石巻で聞いた話。

こないだ石巻に行ったときに、「石巻市復興を考える市民の会」の藤田さんという方に聞いた話。

マスコミ(特にNHK)の報道に対する不満と、
被災者の自分の行動が他の被災者に与える影響をお話された。

以下にメモと記憶を頼りに書く。

数か月前、仮設住宅内で自治会が立ち上がった、ていうニュースが放送されて、
いかにも希望に満ちている感じの報道があった(たぶん今もある)。
その報道はNHKによるものだったらしい。

だけど、藤田さんによると、そういう進んだコミュニティは一部だけで、
残りは全く近所のつながりもないような状況みたい。
そういうNHKの報道は迷惑だと、大きな声で切実に叫んでいた。
実態を全て報道してくれと。

同様のことは水産の報道でもあったらしい。

漁業が盛んな石巻で、震災後に復興が進んで水揚げが始まった、という報道に関して。

藤田さんが言うには、それがどうしたと。
復興がまだまだなのに、進んでる感のある報道はやめてほしい。
ほんの一部にすぎない。
復興しつつある報道をするんなら、その他の圧倒的大部分は全然進んでいない、
というニュースも合わせて報道するべきだ、と。

マスコミは、取材で藤田さんの所に来るとき、ある前提をもっているそうだ。
視聴者はTVで惨事ばかり目にして、鬱になっている。
だから復興が進んでいるというニュースをとりたい、という前提で。

その話を聞いて、残念に思った。復興の報道を疑うようにしようと思った。
この報道の姿勢は全くの本末転倒じゃないか。
間違った報道とまでいかなくても、間違った印象を視聴者に与えてるんだから。

それに、視聴者は、TVとかの報道を避けることができるけど、
被災者は被害から避けることはできない。


藤田さんは、マスコミのその出来レースに嫌気がさして、
今では取材は一切受けていないって言ってた。
当然だと思う。公共放送をうたい文句にするNHKがそれじゃどうしようもないな。
(NHKの言うところの公平性とか中立性は、俺はもともと嫌いだけど。


藤田さんのお話されたトピックはもう一つあって、
支援活動をすることで他の被災者たちに与えるポジティブな影響について語っていた。

藤田さんによると、被災地では自殺者が増えているそうだ。
家に住めなくなって、地元を離れざるを得ない人が多かったり、
どんなになっても地元がいいと言って家の2階で暮らしたり、
たとえ仮設住宅とかに入れても、今までの近所のまま住めるわけじゃなかったりで、
被災地のコミュニティは完全にバラバラになってしまった。

家族がいればまだ良いけど、独り暮らしの年配の人たちとかも多くて、
被災者が鬱になる場合が多いらしい。

そういう状況で、藤田さん達が草の根的な活動として、
例えば独り暮らしの家の近くのがれきを掃除したり側溝の泥を取り除いたりすると、
その家の人は本当に感謝してくれて、場合によっては家から出てきて、
涙を流してくれることもある、と言っていた。

溝掃除によって自殺を防ぐ。

震災によって本当に行き詰っていて鬱の人たちにとって、身の回りを綺麗にしてもらうということは生きる希望をもらえるということなんだ、と藤田さんは言っていた。

だから、この活動は自殺をぎりぎりのところで喰い止めているんです、
と力強い声で藤田さんは話していた。

藤田さん自身ももろに被災されていて、それだけにこの行動力には本当に敬服した。


もう一つ別に印象的だったこと。
自分が参加した泥掃除の活動の最後に、藤田さんともう一人別の男の人が記念に2ショットを撮っていた。そのとき藤田さんは、「ぶっ壊れた家を背景にね」と思い切りいい笑顔でつぶやいていた。笑っていいのか分からなかった。

この人はもう突き抜けちゃってるんだな、と感じた。
でないと、自分も本当に厳しい状況の中で、こんなにできないと思う。

1回参加しただけの自分には自殺を喰い止めるなんていう意識は実感わかないし、
実際、活動してても涙流して感謝されるなんてことはなかった。

それでもたぶん活動に参加したことは意義があったはず。
少なくとも、市民の会の方々には感謝されていたはず。。


最後にメモ。
くるりの岸田さんも東北を訪れたみたいで、
10月11日の日記(リンク)にはその記録が結構詳細に記されてる。
このとき石巻復興節は生まれたんかな。

11.16.2011

宮城県は石巻市に行ってきました。

11月4日の夜行バスに乗り、11月5日に石巻市に行ってきた。
前から行きたかった被災地支援活動のため。

地域の芽生え21っていうNPOの募集に応募した。
総勢40人強で、みんな関東から。71歳の参加者という強者もいた。

参加費は5000円で、0泊2日。
22:30に東京駅丸の内北口集合で、翌日8時くらいから作業を始める日程。

独りで参加したけど、バスで隣だった大学生も独りの参加で、
人懐っこく話してくれたおかげで孤独は感じなかった。
名前は伏せるけど、ありがとう。

翌日早朝にバスは石巻に入り、コンビニに寄ってくれて朝食と昼食を買った。
その後作業場所に向かう途中、大量のがれきとトミカのように積み重なった車の山を見た。
あと、途中で14時50分ごろで止まったままの壁掛けの時計も見た。




今日の作業は側溝のヘドロ除去。
今回の作業は「石巻市復興を考える市民の会」との共同作業だった。被災者を中心とした団体で、現地に来るボランティアと連携してずっと復旧活動を行っているみたい。

作業前に、その市民の会の方からお話を聞くことができた。
そこからは、切実でいて強烈な不満や想いを感じた。この内容は別の投稿に。

作業自体はどちらかというと力仕事だけど、
個人的にはちょい強めの筋トレ程度という感じで、そこまできつくなかった。

辺りの建物の1階がことごとく骨だけだった。



信号もこんなになってた。


40人で来たから見学っていう雰囲気は消えなかったけど、
もし一人で来ていたら人気の無さにぞっとするような恐怖を感じる気がした。

かつては賑わってた港も見学することができた。


道路だったはずのところが未だに水で満たされていた。
ガードレールだけがむなしく水面の上に見えた。




結構がれき類は取り除かれてたけど、それだけに何も残ってない感がはんぱ無い。





まだまだやるべきことは文字通り山積みという印象を受けた。
これからの石巻は、薄れてゆく世間の注目と、復興がだいぶ進んでるという幻想との戦いを強いられそうだと感じた。

行きたいと思う気持ちと、実際にNPOを探すことを含めて行動することとの間には壁があったけど、行って良かった。


--
最後に、11月15日に行ったくるりのライブで、石巻復興節っていう曲が演奏されたことについて。

くるりの岸田さんと石川さゆりさんが石巻土着の歌を意識して作った歌だそうだ。
歌詞は石巻どこかで見た寄せ書きとかを取り入れたって岸田さんは言ってたな。

聞いてたら涙流れた。曲聞きながら涙が出るなんて体験は人生で初めてだった。
その他の曲もめちゃくちゃかっこよかった。くるりのファンになった。

10.30.2011

統計の話と自分の感受性くらいの話

●天声人語にあった統計の話。

「規則を曲げて無理な仕事をさせることもあるが、仕事以外でも人の面倒をよく見る」
という課長を良いと答える人は84%。

前後を入れ替えて
「仕事以外でも人の面倒をよく見るが、規則を曲げて無理な仕事をさせることもある」
だと47%に減る。

だそう。日本語は後半に言いたいことをもってくるべき、ということと、
質問にも意図が絶対込められるという戒めにしよう。


●自分の感受性

茨木のり子さんのこの詩は、
「かつて戦争で生活から芸術・娯楽が消えていった時に、
胸中で思っていた事をうたいあげたものだった。」らしい。
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/shisyu.html

最初は自分に向けられているような気がした。
現代への警鐘というか。

コピペで本文をメモさせてもらう。

------
自分の感受性くらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

初めてアボカドを

人生で初めてアボカドを購入した。
iPhoneのクックパッドで「サラダ オリーブオイル」て検索して、
良さげなレシピが出たので作ろうと思ったら何と材料にアボカド。

アボカドの皮のむき易さにびびった。
こんな簡単に使える野菜だったとは。てかこれ野菜かいな。木になるなら果物か。

そしてできた。おいしい。
しかし結局は全てチェダーチーズのおかげかもしれない。。
大してきれいにしてないけど、
写真用に見栄え良くすると満足感が半端ないな。


幸ばぁちゃんという人のレシピのメモ。

玉ねぎとにんにくのみじん切りをオリーブオイルで炒めて塩こしょうをかける。
アボカドとトマトを適当な大きさに切る。
以上全部をミックスナッツとオリーブオイルを加えて混ぜる。
レタスの上に乗せればできあがり。チーズとかハムあればなお良し。かんたん。

10.29.2011

沖縄の結婚式は。

●沖縄の結婚式

よかった。人の温かみの感じられる結婚式だった。
いい意味で厳格でなくて緊張感のない雰囲気は居心地がよかった。


ついでに沖縄のラジオで流れてたおもろい話のメモ。


沖縄限定の話じゃないと思うけど面白い話題があった。
「鼻毛が出てる」ことを「フィルター出てる」と表現する人がいるらしい。

もうひとつ、遠回しの表現として「オフサイド」っていう人もいるらしい。

オフサイドて。。w


●瀬戸の本塩

スーパーで見かけた。原材料の欄を見ると、なんと「海水」。すご。


●Bennie K

Japana-rhythmはDreamlandが入ってるだけっていう認識だったけど、
全部聞いてみるとよかった。もっと早く気付けばよかった。


●武蔵野に石破さんが?

来月22日、石破さんが武蔵野公会堂に公演に来るらしい。
聞きにいこかな。

久々にバイク乗った。深大寺にいった。

深大寺にいった。

面白かった。狭いのに人がたくさんいた。

鬼太郎茶屋ってのもあった。

植物園が近くにあった。よかった。
そこで知ったのは、ハスは蜂の巣がなまってできた名前なんだと。へぇ。

この辺には深大寺城ってのが昔はあったらしい。
城と寺院の深い関係でもあったんだろか。

蕎麦はおいしかった。そばパンもおいしかった。

This is my motorcycle.
I am wondering whether I should sell this to someone else because of little opportunity of riding this...

9.12.2011

小さなー声でー大きな嘘つーいたー

●草野正宗さんの歌詞には反意の言葉つかったり直後に否定するようなのが多いと思う。

●ツタヤ

三鷹北口店によると、ピロカルピンっていう新しめのバンドを草野正宗さんが一押しらしい。


●急に盛り上がる曲

の好きな曲シリーズを集めたくなった。
Queenの「We are the champions、「Save me、ウルフルズの「うた、
Going steadyの「アホンダラ行進曲、GoGo7188「こいのうた、
ブルーハーツ「リンダリンダ、「TrainTrain、
らへんか。月並みでがっかり。


●フェルマーの最終定理

これの凄いところは、サイモン・シンさんの取材と、
谷山・志村・ワイルズはもちろん、定理にしか出てこないピタゴラスとかフェルマーを
身近に生き生きと感じさせる文章だと思う。


●独裁者

チャップリンのトーキー映画を見た。ヒトラーの風刺の面白さはまあまあ。
それより最後のチャップリンがヒトラーに取ってかわってする演説の威力。
平和への強烈な願いがほとばしってた。


●トーレス
にっくきChelseaにいってから完全に落ち目だな。決断ミスだね。
ゴール前ではあんなに決断力あったのに。残念でした。
レッズにはスアレスいるからもう帰ってこなくていいよ!

●広島の鯉

そろそろ定位置におさまってきたな。
毎年終盤まで期待させてもらうけど、結局ダメなんだ。今年は打線が特にダメだ。


●石川遼のカレーのCM

で「カレーって野菜をたくさん取れるじゃないですか」って言ってた。
そしたら阪大ファミールのレトロカレーを思い出した。


●散歩

ペロ助と散歩する夢を見た。
懐かしい。

しかしなぜか自分だけタクシーに乗って帰り、ペロは置いてきてしまった。。。

8.30.2011

雇用のメモ

一橋大学の川口大司先生によると、

労働者の中途採用を考えてる企業が候補者にお試しで働いてもらい、
試用期間が満了したときに正規雇用せずに契約終了、
となってしまった場合、日本では解雇と同等に扱われるらしい。

これを法律で解雇ではないと明文化すれば、中途採用に積極的になる企業が増えるだろう。
という記事。

こうすれば非正社員が多いということ自体はそんなに問題にはならなくなり、
日本型雇用慣行で生じる課題を改善していけるのではないか、というお話。

8.29.2011

明日の代表選は。

深いことは何も知らんという前提で思うこと。

海江田さんなら傀儡政権になりそう。

小沢さんは野党時代に、何はともあれ与党にならないと何もできん、
っていうスタンスだったと思う。
それが今回は党内争いに場を移して同じ姿勢が見て取れる。
だから不本意でも鳩山さんの推す海江田さんを支援して、
あとは院政よろしく海江田さんを傀儡とした政権の出来上がり、っていう。

けどたぶんこうなったら支持率は落ちちゃって、結局次の選挙で負けて野党に逆戻り、
てことになるんじゃないかな。

だいたい、経産相をやめるって言ってたくせに、辞めずにそのまま内閣総辞職されちゃう人が
そのまま代表選に名乗りを上げて首相にまでなっちゃうってのはおかしくないかい。

しかもせっかくの3党合意も見直しちゃうんでしょ。
ねじれ国会は混迷さらに極まっちゃうよ。
マニフェストに縛られすぎてもあかんって。

選挙に勝つ視点でいうなら、もはや前原さんしかないと思う。
昔はタカ派っぽくて嫌いだったけど、小沢さん鳩山さんよりは好きかな。
中国とかロシアに足元見られてる今はちょっとくらいタカっぽい方がいいかもしれんし。
TPPにも前向きだし。
今回出馬を遅らせてしまったのが最終的にはアダとなってしまいそう。

野田さんの増税を怖がらず言う姿勢は割といいと思う。
あとは法人減税。

ピンポイントの内容だと鹿野さんが1票の格差是正を掲げているのはいいと思う。

馬淵さんのことはよく知らないw スポーツマンっぽいw

8.18.2011

菅さんの後釜選びは。

野田さんのトーンダウンを見てよ!

誰か一人くらいは確固たる意志でいつまでにいくらの増税が必要だ、
と貫徹して叫び続ける人はいないのか!

増税の是非はともかく、態度が変わってくのを見るのはもういやだな。

大連立も、数年前から何回も話があったけど、結局実現しそうにないな。。

8.17.2011

フェルマーの誕生日

グーグル先生によると今日はフェルマーの誕生日みたい。
今ちょうどサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を読んでる。なんてタイムリー!

この本にあった数学の豆知識、、、

●世界の様々な川の長さに関して。

「水源から河口までの川の長さ」と「水源から河口までの直線距離」との比は、
平均すると3よりちょっと大きいくらいらしい。
それはなんと円周率。すごっ


●23人の人が集まると、そこに同じ誕生日の人が1組いる確率は50%を超えるらしい。

直感的には信じられんな。
wikiのリンク


●素数年生きるセミ

素数の年ごとに成虫になる蝉がいるらしい。17年とか13年とか。
寄生虫を逃れるためだとか。
少し大きな素数なら2年ごととか3年ごとの寄生虫がいたとしても、
なかなか鉢合わせしないという素数の性質が使われていると。すごっ

8.13.2011

「職場の多様性、危機に強く」のメモ

震災をきっかけに会社員の生活様式が変化しつつあるらしい。

2011年8月12日の日経25面から。
東レ研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美由喜さんの記事。

育児する男性や女性の職場進出など、職場に関わる多様性は増しており、
一方、業務の効率化はさらに求められており、仕事と生活の調和の重要性は高まっているようだ。

仕事と生活を重視する度合いで社員は4つに分類できるそうだ。

・イキイキ社員 = 仕事を重視+生活を重視
・ダラダラ社員 = 仕事は軽視+生活もいいかげん
・ヌクヌク社員 = 仕事はそこそこ+生活は重視
・バリバリ社員 = 仕事重視+生活は軽視

日本の女性が活躍し始めたとき(第1世代)は大体が「バリバリ社員」型らしい。
ただし「過労バリバリ」に陥る場合も多いみたい。

その次に活躍してきた女性(第2世代)は「イキイキ社員」が多いけど、職場では孤立しがちで、
トータルで見るとここ数十年はやっぱり妊娠・出産・育児を機に女性の6割が仕事を辞める、そうだ。

けど、男性だけでなく女性が活躍するという多様性によって経営効果が出ることは結構あるらしい。

ノルウェーでは2006年に大企業に対して取締役会の4割以上を女性にするよう法律で義務付けた。達成しないと上場廃止。これは厳しい。法律制定前は6%だったらしい。

強制させることに反発があった(競争力が落ちるという理由とかで)けど、企業の自主性に任せてたら100年たっても無理、という判断で政府は押し切った。

その後の聞き取りでは、「リスク管理が高まった」とか、「人事労務管理がこまやかになり」とかいう効果があったみたい。
(個人的には、4割が女性になったんだからそりゃ肯定的な意見も多くなるわ、とは思う。。。)

ともかくこういう制度によって男性側にもイクメンとかの多様化を促すこうかもあって、全体的に良い影響があるのだそうだ。
(現在の女性取締役の割合は、ノルウェー:44.2%、スウェーデン:21.9%、ブルガリア:17.0%…米:15.2% …日本:1.4%、、らしい。日本の後には中東の国々だけ。この辺の文化は根強そうだ。。)

モノカルチャーは質がそろってて集団で成果を上げるには良さそうだけど、
震災とか危機に直面すると、受け身の社員が多いとかで弱さが出るみたい。
「多様性の高い企業では社員が主体性をもって機敏に判断、行動している」んだって。

なるほどねぇ。
DNAの話を思い出した。
遺伝子の配列は、多様性の確保のために完璧なコピーはできないようになってて、
これは環境の変化に対応してゆく余地を残すためだ、ってきいたことある。
自然もその方がいいと判断したかのようだ。心にとめとこう。

そういえば斉藤孝さんも読書力って本で、たくさんの本を読むと、
原理主義とかみたいにall or nothingの考えに陥らないで判断力がつく、みたいな話してたな。

しかし政府の無理矢理押しつける政策は凄い。相当の覚悟が必要だね。日本だとどうなるだろ。

8.05.2011

火の鳥 未来編

自分のまとめ能力と備忘録用のメモの公開!

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西暦3404年

地球の地表は荒みきり、地下にメガロポリスを作って生活する人類。

全部で5つあるメガロポリスのうちの1つ「ヤマト」が舞台。

「人類戦士」と呼ばれるマサトが主人公。
人間に夢を見させてくれる不思議な生物・ムーピーのタマミと一緒に暮らしてる。

メガロポリスは5つとも別々の電子頭脳の決定で全てが動いていて、
人類戦士はその決定をもとにメガロポリスの運営を行っている。

ある日、人類に幻想を持たせるムーピーは危険だ、
という理由からタマミを処分しろという命令をマサトは受ける。

命令はヤマトの電子頭脳・ハレルヤから。

マサトはその命令に逆らってタマミを連れてヤマトを脱出し、地表に逃げ出したが、
地表の厳しい環境の中、行き倒れになる。

ここで猿田博士が登場し、マサトは救われた。
猿田博士は、人間を除いてほとんど絶滅してしまった動物たちを復活させようと、
地表に建てた研究所で研究を行っていた。

ここでマサトは猿田博士と一緒に研究を進めることになった。

一方、ハレルヤはマサトを探し出して処分しようとするが、
別のメガロポリス(レングード)の電子頭脳・ダニューバーはマサトが亡命してくれば受け入れる考えを明かした。

これをきっかけにして電子頭脳どうしが言い争いになり、戦争の決定がくだされ、
水爆により全てのメガロポリスが壊滅した。放射線により地球は汚染された。
地表にある猿田博士の研究所だけが無事に残った。

地球の生命復活は、猿田博士とマサトに託された。
そんな中、火の鳥が研究所に現れ、マサトを生命復活の立役者と指名し、マサトは死なない体になった。

その後地震により猿田博士の研究所も崩壊し、地球上の生命はマサトとムーピーのタマミだけになった。

500年後にタマミが死んでしまったそのあとも、
1万年間マサトは研究を進めたが生命は上手く創れなかった。

ある日マサトは海に炭素・水素・酸素の混ざりものを流し込み、自然に任せることにした。

その狙いは当たり、原始的な生物が誕生し、植物が生まれ、動物も生まれた。
人間が再び生まれてくるかと期待したが、実際は異様な世界が展開される。

意図に反してナメクジが進化し、突然変異で直立歩行するナメクジが生まれ、
文明を築いてゆく、という気味の悪い世界が広がった。

しかしナメクジの人(?)種間の争いにより、彼らも絶滅した。

その後、ようやくかつてと同様に人類が誕生した。
しかし、何十億年もの過去に生きていた自分の頃の人類と比べて
なんら変わっていない新人類の姿をみて、マサトは失望を覚えた。

そのとき火の鳥が再び現れて、30億年ぶりにマサトと会話を始める。

動植物・細胞はもちろん、銀河系・惑星・地球から、分子・原子・素粒子に至るまで
宇宙生命(コスモゾーン)が宿っていて生きている、という話をマサトにする。
そしてマサトは火の鳥と一体となり、タマミやその他たくさんの宇宙生命と一体となる。

そのあとの最後のくだりと火の鳥のコメントに言葉を失ってしまう。そのまんまメモ。

「生物が滅びてまた現れて進化して 栄えて滅びた……(略)
人間だって同じだ どんどん文明を進歩させて結局は自分で自分の首をしめてしまうのに
『でも今度こそ』と火の鳥は思う 『今度こそは信じたい』
『今度の人類こそきっとどこかで間違いに気がついて……』
『命を正しく使ってくれるようになるだろう』と……」

手塚治虫の世界観の壮大さに圧倒されて、自分の世界観も変わってしまうような作品。

6.18.2011

メモ的な内容 01

  • 東レ経営研究所言葉


  •  日本企業は自分たちがつくってきたモノを売ろうとし、
     韓国企業は売れるモノを自分たちがつくろうとする

     らしい。この視点は忘れないようにしたい。


  • 携帯


  •  携帯電話は電車内で使っちゃいけないというのが通例だけど、
     実際は非効率なんじゃ。
     マナーという名のもとに損してることってあるかもしれない。

     別に大声でなければちょっとくらいいいと思う。
     イギリス・フランス・アメリカでは普通に使ってた気がする。
     日本が細かすぎるんかな。他の国は知らんけど。

     そもそもなぜ電話を聞いてると不快になるんだろ。
     会話って2人以上で成り立つものだけど、
     それが片方しか聞こえないから無意識的に不自然に聞こえて不愉快に感じる、
     って話を聞いたことがある。


  • catwalk


  •  チャットモンチーの曲がかなり好き。
     catwalkっていう意味をアルクで調べたら
      〔ファッションショーでモデルが歩く〕細長いステージ
     って意味もあるんだ。なるほどー


  • 小倉さん!


  •  フジテレビの小倉智昭さんにがっかりした。
     
     ある朝原発の作業員が被ばくしたっていうニュースを報道していた。
     そこで小倉さんは作業員たちに関して
      「私たち国民ができない仕事をしていただいている」
     的な発言をしていた。

     この発言はないでしょー。作業員は国民じゃないって意味にとれちゃうよ。
     俺があまのじゃくだからか?
     けど「私とは関係ないけどね」っていうニュアンスは出さないように
     マスコミさんには気をつけてほしい。


  • 朝日新聞デジタル


  •  デジタル版の宣伝をしていたが、デジタル版のみの値段は3800円。
     紙でとるのと変わんない。紙でとってる人は1000円追加でデジタルを読める。
     そのリンク

     デジタルのみの購読料はもっと安くするべき。
     せめて2500円くらいにしてよ。こんなん誰も申し込まないよ。


  • 井上ひさしさん


  •  天声人語で引用されてた。
     「母語は道具ではなく、精神そのものである」。きっとそうだ。

    Trip to New York   vol. 4
    (Times Square & Mamma Mia!)

    ニューヨークといえばタイムズスクエア。
    ここに行った感想は、ここだけニューヨークの中でも雰囲気が違う、ということ。

    この一画に入り込むと、急にネオンの量が一気に増える。
    電光掲示板やら液晶の大画面が立ち並んでいる様子に圧倒された。


    2日目の午後にTimes Squareに行くまで、ニューヨークはこんなもんかってなめてた。
    ごめんなさい。
    渋谷とか新宿に勝るとも劣らない感じ。
    けど、そんな中にも誰でも自由に座れる椅子とテーブルがあるのは日本とは違うなぁと思った。

    tktsっていうチケットショップがあって、ミュージカルのチケットが格安で買えた。
    詳しくはこのtktsのサイトを参照。
    Times Squareのtktsの様子はこんな感じ。

    tktsでは階段の下にブースがあって、チケットを販売してる。
    階段からの景色はこんな感じ。

    るるぶのガイドブックにはtktsではクレジットカードが使えないって書いてあったけど、
    実は使える。この誤情報のおかげで危うくミュージカルを見られないところだった。
    そのガイドブックは2011年1月に初版印刷なのに、クレジットは2008年から使えてたらしい。
    どんだけ情報遅れてんの。
    るるぶには悪いけど、もうるるぶは信用しない。ってか疑ってかかる。

    で、無事チケットを買ってWinter Garden theaterに向かった。
    Mamma Mia!を見るため。
    大体1つの劇場で同じミュージカルが公演されるみたい。
    しかも毎日上演されてて、毎回ほぼ満員なんだね。ほんとすごい。
    アメリカの人にとってミュージカルってのは、日本で考えるよりもだいぶ身近なエンターテイメントなんだなぁ。ということを感じた。

    そのWinter Garden theaterの前で撮ったベストショット。

    劇場の中も、ミーハー根性ながら本格的な雰囲気が醸し出されていたと感じた。

    ミュージカルはかなりよかった!いちばん安い席のはずなのに舞台が割と近く感じた。
    音もよく聞こえて迫力があった。劇団四季の劇場よりも個人的に好きだった。

    その後は再び夜のTimes Squareで写真を撮った。

    I felt large power of New Yorkers..
    I thought I saw the reason NY is leading the world in many ways.

    Trip to New York   vol. 3
    (MoMA)

    いいかげん旅日記をまとめないと。

    New YorkのMuseum of modern art(略してMoMA)に行った。
    modern artのカテゴリに印象派が入ることを情けなくも知らなかった。。
    それはともかく、とてもよかった。


    ここで、自分はHenri Rousseauさんの絵がめちゃ好きってことに気付いた。

    The title is "The sleeping gypsy".



    the name of the next is "The dream".


    I never get tired of seeing his pictures..
    エキゾチックな感じに惹かれるなぁ。

    あと、modern artの部分はちょっと理解できない作品も多々あった。

    他にもGogh、Gauguin、Cezanne、Picassoとか名だたる画家の絵もたくさん。
    適当に好きだった絵を載せておこう。

    Vincent Van Gogh, The starry night.


    次の絵って誰の何ていう絵だっけ??か忘れてしまった。。
    I want to know the author of this colorful painting..


    Paul Cezanne, Still life with apples.


    Pablo Picasso, Violin and grapes.


    広いから回るのに疲れるけど、とても楽しいところだった!

    5.22.2011

    クジラと生きる

    NHKクジラと生きるを見た。

    Sea Shepherdのやり方はいけないね。
    太地町の捕鯨関係の方々がかわいそうだ。。
    太地町にくる反捕鯨団体はSea Shepherd以外にも3つあるみたい。

    捕鯨を昔からやってきてるのに、海外から来たわけも分からない人にカメラを向けられ、
    「仕事に誇りもないんだろ?負け犬め」
    って言われたら、捕鯨関係者じゃなくても悲しくなる。

    軽トラの前に立って車を使えなくしたり、
    10万円でクジラ一頭を助けてくれって言ったり、
    恥ずべきことをしてるから撮影されたくないんだろ?って罵ってきたり、、、
    もっと穏やかなやり方はないもんかね。
    感情論からくる妨害は齟齬しか生まないと思う。

    太地町の人が絶滅が危惧される鯨を捕ってるなら別だけど。
    少なくともそういう情報からくる反対でない限り、
    「じゃああなた方(や周りの人)は牛肉も豚肉も鶏肉も食べないの?」
    て言いたい。

    一つ言える疑問。Sea Shepherdの公式ページ
    http://www.seashepherd.org/japan/
    の日本語版の中で、最後に
    「我々は、法律に反する行為、犯罪にのみ抗議します。」
    ていう一文があるけど、これは嘘じゃないのか。

    あと、公式サイトの彼らのロゴ(?)はこれ。


    海賊をイメージしてるの?
    太地町の人に対して確かに海賊のような妨害の仕方をしていたが。。。
    それとも人間を犠牲にしてでも海の哺乳類を守ろうとする信念を表してるのだろか?

    5.14.2011

    Trip to New York   vol. 2
    (AirTrain & MTA)

    旅行日記第2弾。交通について。

    羽田からJFKについたあと、地下鉄に乗ろうとして地下鉄マップはないですか?とInformationに尋ねたら、ない!って言われた。えっ!と思ったけど、まずAirTrainに乗った後に地下鉄を使うという合わせ技でマンハッタンまで行けることが何とか分かった。

    AirTrainはJFKのターミナルをグルグル回りつつ、ちょっと外まで出て地下鉄とかと接続してるモノレールの電車。5$也。マンハッタンに行くにはSutphin Boulevard(AirTrainとしては終点)てとこで地下鉄の「E」に乗り換えないといけない。

    The period of our trip was 6 days, so we thought 7-day unlimited tickets were useful. The cost of these tickets is $29. Because the cost of a SingleRide ticket is $2.5, 7-day unlimited tickets are cheaper, unless the total number of utilizing subway is less than 12 times.

    ちなみにMTAってのはMetropolitan Transportation Authorityの略で、ニューヨークの地下鉄・バス・鉄道の運営会社(だと思う)。

    ここで注意点を2つ。

    1.
    JFKからManhattanに行くときはいいけど、空港に向かう時には注意しないといけない。なぜなら、Sutphin BoulevardはEの終点ではないので、乗り過ごしてJamaica Centerに行っちゃう可能性があるから。

    あたかも終点で地下鉄とAirTrainがつながってるかのように誤解しやすいような立地になってるので、MTAのマップを見ても勘違いしやすい。。。

    View Larger Map

    2.
    地下鉄は治安上の(?)理由により写真を撮ったらダメらしい。

    5.09.2011

    Trip to New York   vol. 1
    (Planning and Hotel Pennsylvania)

    連休にNYに行ったので、その記録を記しておく投稿。
    間違った英語でも使っていこうと決めた。日本語も混ぜて。

    I have decided to use English even if my English is wrong,because It will make me more familiar to English, I believe.
    The other reason for trying to write more English is, that the more English appears in my sentences, the more people will have opportunity to see this blog :)

    I went to New York from May 1 to May 5.

    まず日程は4泊6日で羽田 - JFKの直行便。
    スカイゲートというサイトを友達が見つけてきてくれて、これを利用した。航空会社はOne WorldグループのAmerican Airline。

    スカイゲートの安さにビビった。日程にもよるけど、今回は航空券とホテルと税金など全て込みで17万円で行けた。JALとかANAの純正の航空券と同じかそれ以下の値段。また利用すると思う!

    しかし朝6:40発の飛行機に乗るのはしんどい。2時間前集合って4:40じゃないですか。人生で初めて空港で一夜を明かした。深夜の羽田は閑散としていた。


    Our hotel was Hotel Pennsylvania.
    Its location is very convenient for traveling around Manhattan.
    Subway stations (Penn station and 34 st. Penn station) are very near the hotel,
    and we could go to Times Square even on foot.

    ペンシルバニアホテルはめっちゃ便利な場所にあるんだけど、
    ほぼ常にチェックインカウンターには人の列。待たされる。
    立地と価格で観光客に大人気なんだと思う。


    部屋の質はまぁまぁ。というか十分。
    5月以外の夏or冬に行くと空調の問題もあったかもしれんけど、過ごしやすい気温ならば快適。タオル・ドライヤー・ハンガー・石鹸とシャンプー・テレビはある。冷蔵庫はない。


    あと、チェックイン15時より前に荷物を預けようとすると$4取られる。
    次回以降に旅行内容について書く!

    3.31.2011

    **番目に大きい数を返すExcel関数 the ** Largest number

    Excelで何番目に大きな数か見つける関数を覚えたメモ。

      Large(array, k)

    配列のうちk番目に大きな数を返してくれる。


    同様に、k番目に小さな数を返してくれるSmall関数もある。

      Small(array, k)


    k = 1とすると、Max(またはMin)関数と同じ意味になる。

    Lorem ipsum

    Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod
    tempor incididunt ut

    という意味不明な単語の羅列を目にした。
    なんじゃこらと思ったら、レイアウトとかを考えるときに挿入する意味のない文らしい。

    理由は、レイアウトの検討のためには実際に文章を入れたいが、
    いざ入れると内容に意識がいってしまうからこんな意味ありげだけど
    ほんとは意味ないっていう文章を挿入するらしい。

    日本語では難しそうだ。。。
    何となくwikiのリンクをメモに乗せとこう。

    日本語wiki
    英語wiki

    3.30.2011

    円覚寺にあった素晴らしい詩

    円覚寺のどこかでいい言葉を書いてあったので記しておこう!

    力いっぱいの仕事

    それが一番

    尊いではないか

    上手とか下手とか

    それはあまり

    気にしない方がいい

    力いっぱい

    精いっぱい

    3.03.2011

    「菜の花の沖(五)」から

    文春文庫の6巻シリーズの5巻目、153ページ。

    嘉兵衛の話から逸れてラスクマンとかレザノフとかの話に入り、
    ピョートル1世とかエカテリーナ2世の話題のあたり。


        「人間も巣箱も発展し、変化するものであるために、権力はつねに実情よりも遅れてしまう」


    という記述がある。巣箱というのは「人間が群れをなして棲む」社会を例えたもの。

    確かに権力は時にチンタラしてるように見えてしまうときはある。
    社会というおっきな単位じゃなくても、会社とか学校とか部活とか小さい単位でも真実かもしれない。

    2.20.2011

    The Da Vinci Code

    見た。
    自分の頭の処理能力が追い付かないのと知識の無さから、よくわからない部分があった。

    修道会と教会(評議会?)の争いに巻き込まれたロバートと、
    被害者だと思ってたけど実は当事者の1人だったソフィー。

    その争いの構図は分かったような分からんようなやけど、
    ソフィーが実は聖杯だったってのは途中で何となく想像がついちゃった。


    ソフィーのセリフで印象に残った部分。

    「人って結局 誰を守るか 何を信じるか」

    なんだけど、英語を見ると

    "We are who we protect, I think, what we stand up for"

    となっていた。直訳では字幕の日本語は出てこんなーと思って感心した。

    ただ、字幕の方では、人間は自分の信念でその人柄が決まっちゃうっていうニュアンスを感じる一方、英語の方は、人は自分の信念で動くっていう雰囲気を感じた。合ってるか分からんけど。

    翻訳って難しい。英語でニュアンスを感じ取れるようになろう。

    VBA Vol.1 (グラフを塗り分けるマクロ)


    ExcelのVBAでグラフの色をきれいに描こうと試みた。

    なぜならデフォルトのExcelのグラフの色はイケてないからだ。
    あとはたくさんのデータ系列があるときにはいちいち1つずつ書式設定なんてやってられないから。

    どうせなら最近流行りの色鮮やかな感じにしようと思い、
    赤 橙 黄 緑 青 藍 紫って感じに波長の長い順に並べるアルゴリズムにしようと考えた。
    名付けてRainbowGraph。虹色のグラフ。

    Red, Green, Blueの値の混ぜ具合で出力の色が変わるRGBっていう関数を使った。
    RGB(red, green, blue)っていう風に3色の濃さを引数にしてる。
    引数はそれぞれ0 - 255の整数。

    赤から順に虹色に変化させるには、下の表の順番でRGBの引数を変えていかなきゃいけない。

    Red Green Blue Result
    255 0 0 Red
    255 255 0 Yellow
    0 255 0 Green
    0 255 255 Cyan
    0 0 255 Blue
    255 0 255 Magenta
    255 0 0 Red

    ちなみにRGB(0,0,0)なら黒、RGB(255,255,255)なら白。光の3原色と一緒。

    そしてできた。アルゴリズム(といえるほど高級なものでもない)は以下の通り。

    まず、赤から紫までいって赤に戻るまでのRGBの整数の組み合わせは256 * 6 = 1536通りある。6の由来は、表の行数 - 1個分。最初は赤って決めてるから7 - 1 = 6てこと。

    そこで1536 / (データ系列の数)ずつインクリメントしてって、その結果を256で割った商を6通りに場合分けし、RGBのどの引数を増やす/減らすか選ぶ。そして256で割った時の剰余をRGBの引数のどれかに足して/引いてからそれぞれのデータ系列の色に指定するっていう寸法。

    これはお気に入りになった。
    ちなみに最初の図形はGaussian波形で、ピークを細かく増やしていったGaussianを計200本描いてこれにマクロを適用したもの。

    デフォルトと比べてみると、その違いは歴然。
    下の図の1つ目がデフォルトで作成しっぱなしの方で、2つ目がマクロ使ったあと。



    自分のサーバーがないために、保存用も兼ねて下に無理やりソースコードを入れた。
    誰か使ってくれないかな。自己責任で。グラフきれいになるし!

    ちなみにExcelでグラフを作成してそれが表示されてる状態じゃないと使えません。散布図でね。
    実行するとなんか聞かれるけど、「はい」って言っとけば起動する。たぶん。

    あと、残念ながらExcel2003だと載せた図ほど色のグラデーションがきれいじゃなくなる。