2011年11月20日の日経11面。
スマートフォンにおける日本のメーカーの存在感は薄い。
日本ですら結構薄いんだから、海外ではなおさらだろな。
iモード・カメラ・おさいふケータイなど技術はもっていたのにそのチャンスを逸した。
記事によると、原因はドコモ頼みの体質にあったらしい。
日本電信電話時代から、NECなどの「電電ファミリー」をはじめ、
メーカーは下請けに甘んじてしまっていたようだ。
現在もNTTの設備投資は2兆円を切るくらいあって、
ファミリーの呪縛にはまったままの構図らしい。
電力の分野でも同じことが起きつつある。
電電ファミリーならぬ「電力ファミリー」は日立・東芝・三菱重工とかで、
電力ではスマートグリッドの流れがきている。
でも、日本企業はファミリーの呪縛のために、スマートフォンの場合と同様に輝きを失っていってしまうのではないか、と不安視している記事だった。
スマートグリッドはアメリカでは1000万戸以上、イタリアとかスウェーデンでは全戸に設置済みのようだ。
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