JUNO
重い状況をはねのけるJunoの性格にとても好感をもった。
だいぶ若いEllen Pageが女優賞にノミネートされた理由が分かった。
途中、養子のお父さんとJunoの恋愛に発展させる予感を感じさせたけど、やっぱそうならんかったな。Junoの父親のありのままを愛してくれる人とならきっと上手くいく、っていうセリフが本当に大切な人を気づかせてくれた、てことかな。
それにしても孕ませた男の子Bleekerは映画では全然責任を追及されんかったな。
父親役のJ K Simmonsが凄く大人な男に見えた。
Junoに干渉しすぎず、大らかに見守ってる感じ。
それだけにJunoが独り奮闘してて、実際にこういう風に振る舞えたら相当精神力があると思う。
映画作成側は、やっぱり中絶を反対する姿勢を示したかったのかな。
それと、超音波診断の場面では、若い親の元で育つ子だって幸せになれるんだ!というメッセージがあったと思う。
結局Bleekerとよりを戻して、ハッピーエンドになったのは、見てて正に心温まる感じだった。
あと映画全体の柔らかい雰囲気が良かったな。
BGMも相当その雰囲気に貢献してると思う。サントラがヒットしたってのも納得がいった。
The Kinksしか知らんかったけど、The Velvet UndergroundとかBarry Louis PolisarとかBelle & Sebastianとか、好きな歌手を見つけられて良かった。
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