Python3.10にアップデートしたついでにAnaconda3にさようならを告げた。Cドライブの容量が3GBくらい増えたので嬉しい。仮想環境とか使っていなかった上に別にPython3.6とか入れてモジュールのアップデートとかぐちゃぐちゃしてたので非常にすっきりした。
matplotlibもインストールし直したので、matplotlibrcも再編集しないと元の表示に戻らない。
図中の文字がボールドになって直せない問題について悩んだことがあったので、再編集で元に戻るか心配だったが、ボールド問題もなく簡単に元に戻せた。
まずmatplotlibの書式設定のファイルの場所は、
import matplotlib
matplotlib.matplotlib_fname()
で確認可能。デフォルトのパスは元のPythonがあるパスからの相対値で
site-packages/matplotlib/mpl-data/matplotlibrc
にあるはず。このファイルを編集すると書式が色々変更できるが、このファイルを開いてみると最初に
## You should find a copy of it on your system at
## site-packages/matplotlib/mpl-data/matplotlibrc (relative to your Python
## installation location). DO NOT EDIT IT!
と書いてある。以下の場所にコピーして編集しなさいということらしい。
## Unix/Linux:
## $HOME/.config/matplotlib/matplotlibrc OR
## $XDG_CONFIG_HOME/matplotlib/matplotlibrc (if $XDG_CONFIG_HOME is set)
## Other platforms:
## $HOME/.matplotlib/matplotlibrc
matplotlib.matplotlib_fname()のコマンドではデフォルトのパスの前に上の移動先のパスを見に行くみたいなので、コピーしたらそっちが優先される。
たぶんだけど、デフォルトの場所にあるmatplotlibrcは全部基本##で2個コメントアウトがあって、ここを直接変更するときには#が1個でも有効になるのではと思う。実際上のコメントを読まずにデフォルトファイルを直接編集していたら”Duplicate key in file WindowsPath ...”と警告が出た。どうやら一つの項目を重複して記述していたみたい。でもコピーしたファイルで全く同じ編集をすると警告は出なかった。
あとはお好みに。コメントアウトの文章はよく読むべきですね。